学生時代から今日まで喫煙は1日20本、吹かす程度で50年間もフカシ続けてきた。ふかすといっても吐いた煙は吸い込んだものより悪質。それを吸い続けたことには変わりない。医師に肺に入れてないと説明しても問答無用、禁止の一点張り。

たしかに吸い込んだ煙の色とふかした煙のそれとでは色が違う。吸い込んでない煙は青い。吸い込んだものはグレーだ。青い煙は化学物質が生のままで空中に散布しているのである。考えたら吹かすほうがタチが悪いのではないか。

ただ利点がある。禁止したときのリバウンドがまったくない。ましてニコチン中毒などあり得ない。

禁煙してはや4カ月になるが、動画づくりをしているときなど、ちょっと吸いたくなるが気を紛らわせることができるのでなんとか禁煙を守り続けている。それほど困難なことではないのは、ありがたいことだ。

今日、POCDの本を図書館から借りる。肺気腫や気管支炎などをまとめた病名で比較的新しい病名だが、死亡順位は世界で６、７番目にあたる重要な病理だ。

激しい運動はダメ。自転車での運動はベター。この病気はすでに破壊された肺は回復せず。これ以上悪化しないように上手につきあっていくしかない。悪雑（急性呼吸困難）にならぬよう十分に気をつける。

私のグレードは２、３だろう。普通の生活が可能だが、長い階段や急な坂道では息切れがする。急な坂道を自転車を引っ張ってあるくだけで息切れが酷い。当然呼吸を整えてからチャレンジすることになる。

この病気の原因は主にタバコということだが、幼少期に重い肺炎や喘息などを患うと、その後遺症とタバコで罹患してしまう。私の場合も幼少期に肺炎をしたようで胸に湿布の火傷跡があるほど重かったようだ。

クラスマッチで400メートルに選ばれたときにはとても走れる協議ではないと当日学校を休んだ中学生での覚えがある。400メートルの中距離は他人には理解できないほどつらいレースだ。
ともあれ、２３日はタイの家にもどる。ロングステイで好きなことをやりながらリラックスして余暇を楽しむつもりだ。